大手通信キャリアの契約数に比べて、これだけ多くの通信会社が台頭してきた格安スマホ会社ですが実質350万回線程度というのが今の状況になります。最大手のドコモの契約数の10分の1にも満たない状況を考えるとまだまだ厳しい状況にあると思います。

さらにいかにmvnoで通信回線を大手通信キャリアから借り受けて投資金額についてはさほど問題ないといえども、これだけの価格競争で安い価格を提供しているとなると爆発的な契約でもなければ、経営的には厳しいと言わざるを得ないでしょう。

では、どういったストーリーがあれば、格安スマホ会社、そしてmvnoは生き残っていけるのでしょうか。私なりに考えてみました。とにかく通常のコンシュマーを狙うだけでは、そして通り一遍の法人契約だけでは限界があるということです。これからはもっと効果的に簡単に契約数を稼ぐことが出来る手法をしっかり考えていかないといけません。

例えば、自治体との大型契約です。今後は観光立国を目指し、観光地では無線LANをどんどん整備していく方針ですが実際のところ、この設備投資は大変な負担です。そこであえて、期間限定で格安スマホ会社のモバイルルーターやスマートフォンを貸し出すことにして、観光客に安く使ってもらうプランを自治体に持ってもらうわけです。

こうしたプランを自治体が行うことによってかなりの設備投資の節約を各自治体もおこなうことができます。また、もう一歩進んだプランとして観光客、海外からのお客様からの通信環境を一手に引き受ける美慈円巣を展開するというのはいかがでしょうか。なんといっても今後は2000万二条の観光客がコンスタントに日本には訪問することになっています。

これからの時代、インターネット接続が何よりもホスピタリティーとして、いや当たり前のインフラとして求められることになります。旅行会社や自治体が主体者となってこうしたインフラを整えるかわりに格安スマホ会社が小回りの利く部隊をもって、整備していくというのは非常に日本にとってプラスに働くのではないかと思います。観光客にいかに安定したそして、安く通信インフラを提供してくれるかをメインに考えることができればよいのではないでしょうか。

これからは格安スマホ会社も競争が一層厳しくなり、過当競争に時代に入っていくと思われます。いろいろな差別化を図っていかなければ、生き残りを考えていく時代に移行しつつあります。